Voluntary Liquidation

任意整理

司法書士が債権者と直接交渉し、将来の利息をカットして元金のみを分割で返済していく手続きです。裁判所を通さず、ご家族や保証人に知られにくく、整理する業者を選べる柔軟さが特徴。「自己破産はしたくない」「住宅ローンは残したい」という方に最も多く選ばれる方法です。

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任意整理とは メリット・デメリット 手続きの流れ よくある質問 費用

任意整理とは

About Voluntary Liquidation

将来の利息をカットして、元金のみを返済する

任意整理は、債務整理の中で最も柔軟性が高く、依頼者へのご負担が少ない手続きです。司法書士が代理人として各業者と交渉し、和解契約を結んで将来発生する利息をカットします。これによって、その後の返済は元金のみとなり、確実に完済へと向かっていきます。

裁判所を通さない手続きなので、戸籍謄本や住民票、生命保険の書類などを集める必要がありません。また、整理する業者を選べるため、「保証人がついている借入は除外したい」「車のローンは残したい」といった個別の事情にも合わせやすいのが特徴です。

過去に利息制限法を超える金利で長期間取引していた場合は、引き直し計算によって借金残高自体が大きく減ることもあります。場合によっては過払い金が発生していることもあるため、まずは無料相談で取引内容をお聞かせください。

任意整理のメリットとデメリット

Pros & Cons

▶ メリット
  • 受任通知の発送と同時に業者からの取立て・督促がストップします
  • 将来利息がカットされ、返済額が確実に減少します
  • 裁判所を介さないため、官報に載らず周囲に知られにくいです
  • 整理する業者を選べるので保証人や担保物件への影響を避けられます
  • 長期取引の場合、引き直し計算で残高自体が減る可能性があります
  • 必要書類が少なく、依頼者のご負担が少ない手続きです
▶ デメリット
  • 個人信用情報機関に事故情報として登録され、5〜7年程度、新規借入やクレジットカード作成ができません(いわゆるブラックリスト)
  • 元金そのものは原則カットされないため、返済できる収入が前提となります
  • 業者が和解に応じない場合、別の手続き(個人再生・自己破産)への切り替えを検討します

任意整理の手続きの流れ

Process

ご相談から完済までの8ステップ

1. 無料相談

借金総額・借入先・取引内容・家計状況・財産の有無などを詳しくお伺いします。お電話またはお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

2. 方針決定・受任

ご事情に合わせて最適な手続きをご提案。任意整理で進めることが決まれば、委任契約を交わします。この時点から業者への返済はストップします。

3. 受任通知の発送

司法書士が代理人として、各債権者に受任通知を発送。これにより業者からの督促・取立ては法律で禁止されます。安心して日常生活を取り戻してください。

4. 取引履歴の開示

各業者から取引履歴を取り寄せます(通常1〜2か月程度)。

5. 引き直し計算

利息制限法に従って計算し直し、本来の借金残高を確定します。長期取引の場合は残高が減額されたり、過払い金が発生することもあります。

6. 和解交渉

確定した残高をどう返済していくかを業者と交渉。原則として将来の利息はカットし、3〜5年程度の分割返済プランで合意を目指します。

7. 和解契約の締結

合意した内容で和解契約書を取り交わします。任意整理の手続き自体はここで完了です。

8. 返済開始

和解契約に従って毎月返済を続けていきます。元金のみの支払いなので、確実に完済へと向かいます。

よくあるご質問

FAQ

家族に内緒で任意整理できますか?
基本的に可能です。任意整理は裁判所を通さず官報にも掲載されないため、ご家族に知られずに進められることが多い手続きです。郵送物の宛先や連絡方法もご希望に合わせて調整します。ただし、ご家族が保証人になっている借入を整理する場合は、保証人に請求が及ぶため事前にお話しいただく必要があります。
保証人に迷惑をかけたくないのですが?
任意整理は整理する業者を選べる手続きなので、保証人がついている借入を対象外にすることが可能です。例えば「奨学金は保証人がいるから除外し、消費者金融3社だけ整理する」といった調整ができます。詳しくは無料相談でご事情をお聞かせください。
車のローンは残せますか?
自動車ローンを任意整理の対象から外せば、車を引き上げられることなくそのまま使い続けることができます。ただし、ローン中の車は所有権が信販会社にあるため、自動車ローンも整理対象に含めると車は引き上げられます。住宅ローンも同様で、対象から外せばマイホームを維持できます。
勤務先に知られませんか?
任意整理を行ったことが勤務先に通知されることはありません。給与差押えのような事態にもならないため、職場に発覚するリスクは極めて低い手続きです。
ブラックリストはいつまで残りますか?
個人信用情報機関に事故情報が登録される期間は、完済後おおむね5年です(信用情報機関により多少異なります)。この期間は新規のクレジットカード作成や住宅・自動車ローンの利用が難しくなります。逆に言えば、5年経てば再びカードやローンが利用できるようになります。
アルバイト・パートでも任意整理できますか?
継続的な収入があれば可能です。任意整理は3〜5年での分割返済を前提とするため、毎月一定額を返済できる収入が必要となります。収入が不安定な場合は、個人再生や自己破産も含めて検討します。
業者が和解に応じてくれないことはありますか?
最近は和解に応じない業者は少なくなっていますが、ゼロではありません。和解が難航する場合は、特定調停の申立てや、個人再生・自己破産への切り替えを検討します。受任後の方針変更も柔軟に対応しますのでご安心ください。

任意整理の費用

Fees

任意整理にかかる費用
相談料0円
報酬債権者 1社につき 44,000円

ご依頼いただく業者数が2社以内の場合は、1社につき 55,000円 となります。

過払い金が発生した場合、回収額の一定割合(22%)を成功報酬としていただきます。

費用は分割でお支払いいただけます。受任後は業者への返済が止まるため、その分の余力から無理なくお支払いいただける範囲で設定します。

任意整理コラム ── 実務での疑問にお答え 分割払い/引越し/一括返済/代行弁済/特定借金除外などのケース別5記事

任意整理は柔軟な手続きですが、その分実務的な疑問が多く寄せられます。長年の対応経験からまとめた、ケース別のコラムをご紹介します。

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