地方にお住まいの方から、「近所や親戚に自己破産することを知られてしまったら、この先生活できない…」といったご不安をお伺いすることがあります。詳しくお話を聞いてみると、お住まいの地域は人間関係がとても濃く、自己破産することが1人にでも知られたら、それが近所・親戚中に知れ渡ってしまい生活がしにくくなってしまう、ということを不安に感じていらっしゃるようです。自己破産には誤解が多く、自己破産をするとそれが役所で公開されたり、家財道具などに赤札が貼られる…など、不安に思っていらっしゃる方もいますが、そのようなことはありません。自己破産をすると、官報と役所にある破産者名簿に、氏名と住所が掲載されますが、これらを見る人というのは非常に限られていますので、掲載されることが原因で自己破産することが知られてしまうのは考えにくいと思います。つまり、田舎に住んでいても、都会に住んでいても、周りの人に自己破産をしたという事実が判明することはめったにない、ということは同じなのです。
本稿は旧サイト「shakkinn.com」に掲載されていた借金問題コラムを、みらい司法書士法人サイト統合に伴い再掲したものです。法律・実務の運用は時期により変わることがあります。最新の取扱いについては、お気軽に無料相談をご利用ください。